勘定科目:売掛金とは?

売掛金とはつまり”ツケ”のことを指しています。

即座に現金で払うのではなくて、料金の支払いを後回しにする契約の仕方とも表現できます。

どんなものが売掛金の適用になるか

  • 売掛金
  • 代金未収
  • 未収代金
  • 販売代金未収分
  • 請負代金の未収分
  • サービス代金の未収分
  • 買掛金相殺

etc…

売掛金のエトセトラ

売掛金と買掛金の違い

売掛金は、自分が後払いできるようにしてもらうことを指しています。

買掛金は、相手が後払いできるように取り計らうことをさせています。

つまり対義語の関係です。

売掛金と未収金の違い

売掛金は営業取引によって生じた”ツケ”をさしています。

一方で、未収金は営業活動以外の行いによって生じた”ツケ”を指しています。 

つまり、売買目的によって使い分ける必要のある勘定科目ということです。 

売掛金の時効

売掛金の時効までの期限は売掛金の支払い期限から5年以内と決まっています。

2020年4月以前までは、2年以内という規定でした。

売掛金の仕分け例

100万円分の売上を、売掛金として後払いしてもらった

借方 貸方
売掛金 1000000 売上 1000000

 

100万円分の売掛金が、現金で回収された

借方 貸方
現金 1000000 売掛金 1000000

貸借対照表/損益計算書での表記

この勘定科目は「貸借対照表」の「資産」に属します。

消費税の税区分

「不課税」…そもそも課税されない取引です