勘定科目:前払費用とは?
前払費用とは、継続的なサービスを受けるために前もって支払った費用のことを指しています。
例えば、物件のリース料でしたり、事務用品のリース料でしたり、保険の契約でしたり、家賃の支払いなども前払費用として計上することがあります。
なお、前払費用によって受けられるサービスが1年より先のものになってしまった場合、長期前払費用として計上します。
どんなものが前払費用の適用になるか
- 前払い家賃
- 前払い賃借料
- 前払い経費
- 前払いリース料
- 短期の前払い広告料
- 短期の保険料前払い
- 未経過保険料
- 未経過リース料
- 未経過割引料
etc…
前払費用のエトセトラ
前払費用と前払金の違い
前払金は、単発的なサービスを受ける際に支払ったお金をさしています。
前払費用の場合は、継続的なサービスを受けるために事前に支払っているお金の事を指しています。
前払費用の仕分け例
100万円ぶんの事務用品リース代を現金で支払った
借方 | 貸方 | ||
前払費用 | 1000000 | 現金 | 1000000 |
100万円分の家賃を、現金で前払いした
借方 | 貸方 | ||
前払費用 | 1000000 | 現金 | 1000000 |
貸借対照表/損益計算書での表記
この勘定科目は「貸借対照表」の「資産」に属します。